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ご挨拶
私は去る6月3日に開催されました日本ゲーテ協会総会におきまして、日本ゲーテ協会会長に選任されました。浅学菲才の身ではありますが、日本ゲーテ協会の充実と発展のために微力を尽くす覚悟であります。
日本ゲーテ協会は、ドイツの詩人ヨーハン・ヴォルフガング・ゲーテを中心に、広くドイツ文化に関する研究の連携と促進を図り、ドイツ文化の理解と普及に資 し、もって学術文化の発展に寄与することを目的としております。そしてこの目的を達成するために、次の事業を行うことが、定款の第五条に記されています。
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1. ゲーテを中心に広くドイツ文化に関する講演会、および研究集会等の開催
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2. ゲーテ年鑑の刊行
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3. 日本ゲーテ賞の授与
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4. ゲーテに関する文献、資料の収集
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5. 国内国外の関係学術諸団体との連絡および提携
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6. その目的を達成するために必要な事業
このような目的を掲げて日本ゲーテ協会は、昭和6年(1931年)の発足以来、途中で一時的な中断はありましたが、長期にわたって活発な活動を続けてきました。
日本ゲーテ協会の活動は、主としてその機関誌である「ゲーテ年鑑」に発表される研究成果に結集されていますが、会員のエッセイを中心とした冊子である「べ りひて」の毎年の刊行、とりわけ年一度の東京での「総会」ならびに大阪での「生誕の夕べ」の折に開催される講演会、シンポジウム、音楽会等々、また、ゲー テ賞の企画による若手研究者の育成も、ゲーテを中心に広くドイツ文化の理解と普及を図り、さらに日本の学術の発展に寄与しようとするものであります。ゲー テに御関心を寄せて下さる皆様が、どうかこのような日本ゲーテ協会の活動を御理解下さいまして、御力添えをいただきますならば、まことにありがたく存じま す。
2011年8月
日本ゲーテ協会会長
中村 元保
歴代会長名
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